■Vol.8胃腸のおはなし
〜パート2〜

腸は大きく分けると「小腸」と「大腸」に分けられます。

小腸 十二指腸、空腸、回腸
大腸 盲腸、結腸、直腸


■小腸



小腸は,3つの部分に分けられます。小腸は,幽門から始まり、ここから胃の内容物が十二指腸に送りこまれ、中央部は空腸、最後に回腸が大腸の最初の部分の盲腸につながっています。
小腸の内側の粘膜は,消化吸収をするのに適した構造になっており,絨毛(小さな粘膜の突起)がおおってひだをつくっています。
絨毛の中には,小さなリンパ管や毛細血管が数多くあり、絨毛のつけ根には腸腺が口を開いていて,小腸の消化に必要な酵素を出します。

・小腸の働き
消化の大部分は小腸で行われ,多くの食物は加水分解されて吸収されます。胃から送られた半消化物は,3つの消化液(膵液,腸液,胆汁)の作用を受けます。これらは胃酸を中和します。


膵液  膵液の酵素は、タンパク質,脂肪やデンプンをもっと単純な吸収
 しやすい成分にまで分解します。
腸液  小腸から分泌されます。
 腸液はたくさんの酵素を含んでおり,その機能は膵液によって
 始まった消化をさらにおし進めることです。
胆汁  脂肪と結合して,脂肪の吸収を助けることです。
 胆汁は肝臓から分泌されて胆嚢にたくわえられますが,
 胃や小腸上部に脂肪が送られてくると,腸内に排出されます。

■栄養の吸収・・・

消化された食物は小腸壁を通って体に同化されますが,小腸壁は栄養物質を選択的に吸収し,ほかの似たような物質は吸収しないようになっています。胃や結腸も,水,薬物などを吸収できます。ミネラル、アミノ酸、炭水化物などの水溶性物質は腸の静脈血管に送られ,肝臓へ輸送されます。脂肪の多くは,小腸壁で再び合成されてリンパ系に入ります。

 

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